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interview 01

小菅さん<Archipelago> interview vol.1

丹波篠山古市にarchipelagoを主宰する小菅さんにお話を伺いました 。

Q.篠山になぜ来られたのですか?

A.まず地方で商売をしたい、自分たちのお店を持ちたいというのが在りきではありませんでした。前職在職中に子供が生まれたことで、家族で生活をする場所(生活の答え)を探していて、住むと同時に、仕事もできるということを考えた場合にお店を作ろうと考えました。 前職(アパレル時代)は忙しく、年間10店舗とか急激に店舗展開することが増えていく中で、仕事が増えていく嬉しさもありつつ、一方ブランディングプランナーという立場で、新しい店舗の顔の見えない相手に商品を預けていくことになる。そうすると、付き合いのある方たち、大事にしたい相手に自ずと迷惑をかけてしまうことがあるのでは?と自問していて、同僚であった妻と自分たち二人が思う仕事の在り方において少し手詰まり感が出ていました。 土地に関しては、都市、地方問わず探していて、松本、倉敷、尾道なども巡ってみました。篠山も関西からの距離感で考えた時に行ってみようかと話になり、何度か訪れました。 ササヤマルシェ※注 とか、前職から仕事の付き合いもありましたので、どんな場所かと確認しに来ました。広葉樹がある山の風景が美しく綺麗、歴史的文化・民度の高さがまだ残っている、文化レベルの高さを意識し、感じることが出来ました。 あとは人の繋がり、吉成さんをはじめ気にかけてくれる人が多かった 笑 日々食べるもの、おいしいものがありそうだ!子供が成長し、都会に出たいとなった時に都会とも接点を持てる距離。それなら鎌倉とか関東圏でも良かったのだけど、イメージが確立されてしまっている。篠山はこれから成長していく段階にあって、自分たちが土地の一つの要素になりうる期待も持てた。醸成されていく過程の一つのエッセンスになれるだろうと思いました。



Q.篠山は古民家再生とか移住も含めて、どのような魅力がありますか?

A.当初は、都市部で見られるような情報(感度の高い人たちに投げかける)を、都市部から移住してきた方たちが篠山というフィールドで魅力的に表現していると思いました。 私たちは、その逆で、地の良さを見出し、先ずは地の方達に自分たちの土地の魅力に気づいてもらうことが重要と考えました。田舎って自分たちの土地に対して解像度は低いものだけど、地元の人たちに地元の良さをarchipelagoというフィルターを通し、魅力あるものに感じていただきたいと思いました。 でも住んでみて、日常になってくると、元々この土地を選んだポイントである風土に目がいくようになりました。住んでいる集落の祭事や風習を目にすることが増えてきて、昔から連綿と繋いできた伝統が残っていて、ごく普通の土着的なものが本当に良い景色だなと感じました。町を歩き、お寺とか神社に足を運ぶたびに、新しい発見が幾つもありました。 このお店にも地元の方たちが来てくれて、トイレの清掃活動や軒先にプランターを並べる地元での活動を知っていくと、見えない民度の高さ、生きている人たちが街を美しくしようとしている姿勢に惹かれたりしました。 逆に、田んぼを埋めて宅地開発したりするのは勿体ないと感じます。 その反面、土地を受け継いでいくのって大変なのだなーと改めて思いますね。

 

Q.一日のルーティンはどうですか?

A.あんまり無くて、朝7時から家族全員でご飯を食べること。 作業というより、考えている時間が多いなと思います 吉:よくインプットしているなと感じますが? 年間通じて、取り扱いをしている作家が住んでいる土地に足を運び、お茶を飲んだり、一緒に時間を過ごすようにしています。 商品や仕事の話を1時間程度して、他愛のない話を長いことしています。 歴史や土地の風俗を調べることが好きです 地形とかも気になります、山や川の位置など 基本、妄想が好きです (篠山の)日置や福住、古市もそうですが、城下町から都市部へ抜けていく旧街道を身の丈の尺度で、宿場町になったり商店街になったりしたのだなと妄想します

 

Q.このお店でしていることは?

A.周辺環境と自分のお店でやっていることは分けていますか? ここでお店の天井から鳥の巣が落ちてきたのをトル小菅さん 「丹波のものだから」や「知り合いだから」など、周辺環境に左右されないようにしています。有名無名あるとは思いますが、私たち夫婦が選ぶものだったら良いねと言ってもらえるように努力しています。 今までの篠山の生活の中では出会わなかったもの、理由もわからず手に取ってしまうもの、そういう機会がある場所にしたいと考えています 篠山で美味しい中国茶が飲めると思ってなかったし、立杭焼以外にも魅力ある焼き物をしている人がいるなとか僕自身も感じることがありました 多分取り扱い作家がどんどん増えるということはありません。 来てくれたお客様とどういった時間を過ごすかが一番大事だと思っています

霧の朝や小川陽子さんの布について ブランドの立ち上げ、ネーミング、中身の開発、販路のきっかけ作りをやっています 全てやってはじめてプロデュースだと思っていて、初めに言った風土のところでも話しましたが、一次産業を担う人たちを支援していくこと、問題意識を持つことに協力していきたいと思っています。豆だけでなく、無農薬のお茶の商品を紹介したりもしています 丹波周辺地域・若い人・同世代も意識はしています 密に付き合える、腹を割って話ができることを大切にしています。

 

 

家族(暮らし)を主として篠山に移住してきた小菅さん、社会人時代の豊富な経験もさることながら

またその経験に奢らず、人と人との繋がりを大切にし、作家さんのもとに直接自分で出向き、対話し

archipelagoという場所を通じて、訪れるお客様にその魅力を丁寧に伝えていく。

暮らしや人との繋がりを重んじる小菅さんが、惹かれる篠山の風土(慣習や風俗・歴史)もまた

連綿と昔から人が紡いできた暮らしや人との繋がりではないでしょうか

 


 

Arcipelago (アーキペラゴ)

兵庫県丹波篠山市古市193-1
OPEN11:00 - CLOSE17:00
店休日/木、金、土(展示の時は土曜日営業)